トラリピ設定を更新
2020年9月28日から、トラリピに新たな通貨ペア(AUD/NZD)が追加されました。
AUD/NZDはトラリピにとってメリットがあるのでしょうか?
マネースクエアのページでは、次のように紹介されています。
AUD/NZDのメリット
- 狭いレンジでの値動きが多い
→ リスクを抑えやすく、リピートしやすい - ショック相場に強い
→ ロスカットになりにくい - 今なら、売り、買いともにスワップが0(ゼロ) ※期間限定
→ 本来なら、売りスワップ:-5円、買いスワップ:-10円
これを見る限りでは、なかなかよさそうです。
現時点でトラリピを設定している他の通貨ペアと
違った値動きをするのも魅力的です。
ですので、早速、AUD/NZDのトラリピを設定していきます。
更新したトラリピ設定
今回更新した設定について説明します。こちらです。
※グレーの部分は、今回設定していません。今後、実際の為替レートを見て、随時追加していく予定です。
レンジについては、キリのいい数値から少しずらしています。
また、利益金額の設定(4.2NZドル)の根拠はあまりなく、適当です。
0.004NZドルの幅でトラリピを設定しているので、
4NZドル近辺が妥当かなと考え、4.2NZドルの設定にしています。
今後の状況で変更する可能性があります。
前回(2020年7月)に設定した内容がこちらです。
各通貨ペアでのトラリピ設定の決め方は、前回(2020年7月)の記事の時と変わっていませんが、
- レンジの幅 :売りトラリピと買いトラリピの境目が少し重なる設定にしています。
- トラップ本数:資金に合わせての設定にしています。
各通貨ペアについて
各通貨ペアについて、簡単に説明していきます。
私の各通貨ペアでのトラリピの決め方は以下のようになります。
- 通貨ペアの、1990年頃~現在までのチャートを確認する
- 最高値、最安値、中央値を確認する。※1
⇒ トラリピハーフアンドハーフでの運用を想定しています。 - トラリピ運用試算表で、中央値を中心にして
買いトラリピ/売りトラリピを設定する。
⇒ ここで、どのくらいの資金を割り当てるかを決めます。
※1 あくまで、長期間での値動きの範囲をつかむためのものですので、数値には多少のズレがあります。
AUD/NZD
今回は、AUD/NZDになります。
1990年頃~現在までのチャート確認してみると、以下のようになります。
※今回は、2001年から~2020年9月までのチャートでの確認としました。
また、1989年1月に最高値として1.474となったようですが、今回、この数値は考慮していません、
AUD/NZD
- 最安値 :0.99960 ( 2020年3月 )
- 最高値 :1.37960 ( 2011年3月 )
- 中央値 :1.1896
- 値幅 :0.38NZドル
この結果より、
中央値の1.18960から0.99960近辺まで買いトラリピを、
中央値の1.18960から1.37960近辺まで売りトラリピを
自己資金に合わせて仕掛けていくことになりますが、
以下のような内容でアレンジしています。アレンジの理由はほかの通貨ペアと同様です。
AUD/NZDをアレンジ
- 中央値を、計算で出した1.18960から少しずらす
- 設定した日(2020年9月27日)の為替状況を見て、買いトラリピの範囲を狭めたり、範囲全体をずらす
- 売りトラリピと買いトラリピの境目を少し重なるように設定しています。
- 回転率を重視する方針にするため、決済トレールをしない設定にする
今回のトラリピ設定のイメージ図は、このようになります。
青い部分が売りトラリピゾーン、赤い部分が買いトラリピゾーンになります。
トラリピ運用試算表でチェック!
今回、資金:50万円 という条件で、
AUD/NZDの買いトラリピが2001年頃~現在(2020年9月)までの最安値の状況になったときに、
証拠金維持率がどうなるかをトラリピ運用試算表で調べてみました。
ロスカットが0.98632NZドルとなっているため、2001年頃~現在までの最安値(0.99960)までは、何とか大丈夫そうです。
おわりに
ということで、こちらの設定内容に更新して
2020年9月28日からスタートさせています。
AUD/NZDが、これからどのように為替レートが動いていくのか、とても楽しみです。
トラリピが機能してくれるようになるといいなと思います。
以上、トラリピ設定更新(2020年9月) でした。