トラリピ設定を更新
2021年3月1日から、トラリピのAUD/JPYで新しい設定を加えて運用しています。
AUD/JPYの為替レートがトラリピの設定から外れてしまったためです。
元々、売りトラリピをしかける予定の為替レートでしたので、一部の範囲で仕掛けてみることにしました。
早速、AUD/JPYのトラリピを設定していきます。
更新したトラリピ設定
今回更新した設定について説明します。こちらです。
赤枠が更新した部分になります。
※グレーの部分は、今回設定していません。今後、実際の為替レートを見て、随時追加していく予定です。
レンジについては、キリのいい数値から少しずらしています。
各通貨ペアでのトラリピ設定の決め方・考え方は、前回(2020年9月)の記事の時と変わっていませんが、
以下の内容を少し変えています。
- レンジの幅 :売りトラリピと買いトラリピの境目が少し重なる設定にしています。
- トラップ本数:資金に合わせての設定にしています。
前回(2020年9月)に設定した内容がこちらです。
通貨ペアについて
各通貨ペアについて、簡単に説明していきます。
私の各通貨ペアでのトラリピの決め方は以下のようになります。
- 通貨ペアの、1990年頃~現在までのチャートを確認する
- 最高値、最安値、中央値を確認する。※1
⇒ トラリピハーフアンドハーフでの運用を想定しています。 - トラリピ運用試算表で、中央値を中心にして
買いトラリピ/売りトラリピを設定する。
⇒ ここで、どのくらいの資金を割り当てるかを決めます。
※1 あくまで、長期間での値動きの範囲をつかむためのものですので、数値には多少のズレがあります。
AUD/JPY
まずはAUD/JPYです。
1990年頃~現在までのチャート確認してみると、以下のようになります。
AUD/JPY
- 最安値 :55.02 ( 2008年10月 )
- 最高値 :107.81 ( 2007年6月 )
- 中央値 :81.42
- 値幅 :52.79円
この結果より、
中央値の81.42から52.79近辺まで買いトラリピを、
中央値の81.42から107.81近辺まで売りトラリピを
自己資金に合わせて仕掛けていくことになりますが、さらに以下のことをやっています。
AUD/JPYをアレンジ
- 中央値を、計算で出した81.42から少しずらし、80.313にする
- 設定した日(2021年3月1日)の為替状況を見て、買いトラリピの範囲を狭める
理由
上で示したアレンジの理由は、次のようになります。
中央値を、計算で出した81.42から少しずらし、80.313にする
- 高値で買わないようにするため。
- 売りトラリピをより安値から仕掛けるため
設定した日(2021年3月1日)の為替状況を見て、買いトラリピの範囲を狭める
- とりあえずの資金を抑えるため
- 資金を抑えることで、円安方向への耐久力を上げるため
今回のトラリピ設定を反映した、AUD/JPYのイメージ図は、下の図のようになります。
青い部分が売りトラリピゾーン、赤い部分が買いトラリピゾーンになります。
今回、売りトラリピを新たに設定したのですが、
図を見てみると、資金もないため、かなり弱気な設定であることが
改めてわかると思います・・・。
トラリピ運用試算表でチェック!
今回、資金:30万円 という条件で、
AUD/JPYの売りトラリピが2001年頃~現在(2021年3月)までの最安値の状況になったときに、
証拠金維持率がどうなるかをトラリピ運用試算表で調べてみました。
ロスカットが136.648となっているため、2001年頃~現在までの最高値(107.81)までは、何とか大丈夫そうです。
おわりに
ということで、こちらの設定内容に更新して
2021年3月1日からスタートさせています。
AUD/JPYが、これからどのように為替レートが動いていくのか、とても楽しみです。
今回設定したトラリピが機能してくれるようになるといいなと思います。
以上、トラリピ設定更新(2021年3月) でした。