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トラリピ トラリピ設定

トラリピ設定更新(2021年3月:その2)

トラリピ設定を更新

先日のAUD/JPYの設定に続き、新しい設定を追加して運用していくことにしました。

2021年3月15日から、トラリピのAUD/JNZDで新しい設定を加えて運用しています。

 

内容はトラリピの戦略を参考に、

資金を縮小させたようなイメージの設定になります。

マネースクエアによるトラリピの戦略はこちらです。

マネースクエアで紹介されていた戦略では、資金が100万円で設定されたものでした。

 

マネースクエアのページでは、次のように紹介されています。

トラリピ史上最強通貨ペア -豪ドル/NZドル-

AUD/NZDのメリット

  1.  狭いレンジでの値動きが多い
    → リスクを抑えやすく、リピートしやすい
  2.  ショック相場に強い
    → ロスカットになりにくい
  3.  今なら、売り、買いともにスワップが0(ゼロ) ※期間限定(延長しています)
    → 本来なら、売りスワップ:-5円、買いスワップ:-10円

こちらの内容を見返して、今回の設定を追加しようかなと考えました。

 

 

更新したトラリピ設定

今回更新した設定について説明します。こちらです。

赤枠が、追加・更新した部分になります。

 

※グレーの部分は、今回設定していません。今後、実際の為替レートを見て、随時追加していく予定です。

レンジについては、キリのいい数値から少しずらしています。

また、利益金額の設定(5.8NZドル)の根拠はあまりなく、適当です。

0.003NZドルの幅でトラリピを設定していますが、

売りトラリピの方が利益が多く取れるのでは?という考えと、

マネースクエアで示されている戦略を参考に決めました。

  • AUD/NZDでの戦略(トラリピ初級者向け)はこちら
  • AUD/NZDでの戦略(トラリピ中級者向け)はこちら

マネースクエアの戦略のページにある動画でも述べられていますが、

オーストラリアとニュージーランドの政策金利の乖離が大きくなると

トレンドが変わってくる可能性があるとのことでしたので、

そのあたりを注意して見ていく必要があります。

今後の状況で設定を変更する可能性があります。

 

各通貨ペアでのトラリピ設定の決め方は、

前回(2020年7月)の記事の時と変わっていませんが、

  • レンジの幅 :売りトラリピと買いトラリピの境目が少し重なる設定にしています。
  • トラップ本数:資金に合わせての設定にしています。

 

参考に、前回(2021年3月)に設定した内容がこちらです。

赤枠は、前回設定時に追加した内容です。

 

 

通貨ペアについて

通貨ペアについて、簡単に説明していきます。

私の各通貨ペアでのトラリピの決め方は以下のようになります。

  1.  通貨ペアの、1990年頃~現在までのチャートを確認する
  2.  最高値、最安値、中央値を確認する。※1
    ⇒ トラリピハーフアンドハーフでの運用を想定しています。
  3.  トラリピ運用試算表で、中央値を中心にして
    買いトラリピ/売りトラリピを設定する。
    ⇒ ここで、どのくらいの資金を割り当てるかを決めます。

※1 あくまで、長期間での値動きの範囲をつかむためのものですので、数値には多少のズレがあります。

 

AUD/NZD

今回は、AUD/NZDになります。

1990年頃~現在までのチャート確認してみると、以下のようになります。

※今回は、2001年から~2020年9月までのチャートでの確認としました。

また、1989年1月に最高値として1.474となったようですが、今回、この数値は考慮していません。

 

AUD/NZD

  • 最安値 :0.99960  ( 2020年3月 )
  • 最高値 :1.37960  ( 2011年3月 )
  • 中央値 :1.1896
  • 値幅  :0.38NZドル

 

この結果より、

中央値の1.18960から0.99960近辺まで買いトラリピを、

中央値の1.18960から1.37960近辺まで売りトラリピを

自己資金に合わせて仕掛けていくことになりますが、

以下のような内容でアレンジしています。アレンジの理由はほかの通貨ペアと同様です。

 

AUD/NZDをアレンジ

  • 中央値を、計算で出した1.18960から少しずらす
  • 設定した日の為替状況を見て、買いトラリピの範囲を狭めたり、範囲全体をずらす
  • 売りトラリピと買いトラリピの境目を少し重なるように設定する。
  • 回転率を重視する方針にするため、決済トレールをしない設定にする

 

今回のトラリピ設定のイメージ図は、このようになります。

青い部分が売りトラリピゾーン、赤い部分が買いトラリピゾーンになります。

 

今回の設定は、マネースクエアによるトラリピの戦略を参考にしましたが、

今までの戦略では買いトラリピであるエリアに、

売りトラリピを仕掛ける形になりますので、

少し攻めの戦略を取ったことになります。

 

 

トラリピ運用試算表でチェック!

今回、資金:25万円 という条件で、

AUD/NZDの買いトラリピが2001年頃~現在(2021年3月)までの最安値の状況になったときに、

証拠金維持率がどうなるかをトラリピ運用試算表で調べてみました。

 

ロスカットが1.35378NZドルとなっています。

2001年頃~現在までの最高値(1.37960)までは耐えられない可能性があります

 

資金枠を25万円にした理由ですが、

より攻めた内容にはなっているものの、

当初の戦略(AUD/NZDのグレーになっている部分:下表参照)と

エリアが重なっていないため、資金としては25万円で問題ないと判断したためです。

ただし、今回設定した1.1019より為替レートが上がってきた場合

その時の資金状況によりますが、そのまま続けるのか、

いったんリセットするのかを判断する必要があると考えています。

 

今回設定した内容です。

 

 

おわりに

ということで、こちらの設定内容に更新して

2021年3月15日からスタートさせています。

今回は、少しチャレンジングな設定になっています。

AUD/NZDの為替レートが、これからどのように動いていくのか、とても楽しみです。

トラリピが機能してくれるようになるといいなと思います。

ただ、上でもあったように、政策金利などをしっかりと注視し、

判断をしていく必要があります。

 

以上、トラリピ設定更新(2021年3月:その2) でした。

 

 

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